医療法人社団なかつぼクリニック
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消化性潰瘍

早く直して、再発を防ぐためのセルフケア

問い消化性潰瘍とはどんな病気?
答え写真胃や十二指腸は、胃酸や消化酵素を出して食物を消化する臓器で、その内腔は自らが出した胃酸などで消化されないよう、薄い粘液の層で守られています。この粘膜の層が破壊されると粘膜の表面がただれたりえぐられたりするため、シクシク痛くなったり時には出血したりしてしまいます。 これが胃潰瘍あるいは十二指腸潰瘍で、これらを総称して消化性潰瘍といいます。
問いどんな時に、消化性潰瘍ができるの?
答え胃酸をはじめとした攻撃因子が強すぎたり、粘液層などの防御因子が弱まると潰瘍ができます。
問い治療はどうすればいいの?
答え胃酸、消化酵素の出過ぎを抑える薬を飲む、防御因子を強くする薬を飲む、ストレスを除く、煙草を止めるなどがあり、これらを守れば比較的容易に治すことができます。
問い お薬を飲む際に注意することは?
答え痛みなどの自覚症状がなくなった段階で薬を止めると再発したり、治りにくい潰瘍になったりすることがあるので勝手に止めないでください。 再発を予防するために、「維持療法」として服薬を続けることが大切です。

 

潰瘍の原因で注目されているヘリコパクターピロリ菌

ヘリコバクターピロリ菌とは
答え胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因として、ヘリコバクターピロリ菌が注目されています。
この菌は、胃十二指腸の粘膜に寄生し、慢性胃炎の主な原因となっています。
また胃がんとの関連も指摘されています。
ヘリコバクターピロリ菌の除菌療法の適応
答え写真日本ではヘリコバクターピロリ菌に感染している方が多いといわれています。
胃痛・もたれ感・不快感などの症状が強い慢性胃炎の方や難治性の胃潰瘍・十二指腸潰瘍の方や一部のリンパ系腫瘍の方が適応となります。胃潰瘍・十二指腸潰瘍で難治性あるいは易再発性のものが最も良い適応です。
再発をきたす恐れのある初発潰瘍も適応です。
ヘリコバクターピロリ菌の除菌療法
答え除菌レジメはランソプラゾール30mg、アモキシシリン750mg、クラリスロマイシン400mgの1日2回、7日間投与です。
当院では、ヘリコバクターピロリ菌の有無の検査、除菌療法を行っています。ご希望の方はお気軽にご相談下さい。
除菌療法の副作用
答え軟便、下痢などの消化器症状が26%と最も多く認められます。
その他にも苦味、発疹、GOT、GPTの軽度上昇などがあります。